喜ばれる製品を、より多く。

元々私は日本信号の宇都宮事業所の社員として約40年間勤め、その後関連会社である日信特器の社長として2023年の4月にこちらに来ました。日本信号に入った経緯も「設計開発をしたい」という強い思いがありました。私は北海道生まれで、当時工学部しかない大学の寮に住んでおり、そこで4年間エンジニアの卵達に囲まれて過ごしました。人生の転機になったのは1972年の札幌オリンピックが開催される際、札幌で地下鉄が開業された日に乗ったことです。自動券売機・改札機の100%完全自動システムがこの時世界で初めて運用されている機械を見て、「その設計をやりたい」と思ったことがきっかけで日本信号に入社することになりました。そのシステムを開発したのが日本信号だったからです。私はまだ社長歴丸1年になりますが、私がいる時代に新しいお客様に喜ばれる製品を一つでも二つでも数多く納めて誇れるものを増やしていきたいと考えております。特に2025年は大阪万博も控えておりますし、私共の製品とは気づかなくても使って頂けるシーンが増えるのが私の夢・目標です。

日信特器で働く魅力

日信特器は日本信号のグループ子会社で、元々は駐車場機器をメインに対応しておりました。最近では関西地区を中心に、券売機、改札機、ホームドアの設計・製造もするようになりました。今ではグループ小会社の中で唯一、開発から資材調達、製造品質保証までフルラインナップで製造開発していることが強みです。弊社の魅力は、やはりお客様や環境に恵まれているということです。社会インフラで必ず必要になるものを扱っていること、AFC事業（自動出改札機、ホームドア、駅務システム）、鉄道信号保安システムの製造や開発も行っております。仕事をしていても社会で確実に役立っていることが感じられます。何より社員にとって重要なプライベートな時間につきましても、弊社は完全週休2日制で大型連休と福利厚生も有り、家族を持ってもプライベートな時間を確保出来ますので、非常に幸せな家庭を築くことが出来る大変働きやすい環境だと思います。